XIGMATEKブランドのケース購入は初めてです。 こちらレビューがないもので人柱覚悟での購入。
同価格帯のZALMAN Z3PLUSで組んだことがありますのでそれとの比較が主となります。
デザイン
★★☆☆☆
見ての通り80年代ロボットアニメのようなデザインです。 Z3PLUSの方が汎用性ある万人受けするデザインかと。
外装は写真で見るよりもプラの質感が際立っており、アルミのサイドパネル以外は安っぽい印象でした。
収納性(MB、電源)
★☆☆☆☆
これには少し苦言を・・・ 電源ユニットとATXのマザーボード(P5KC)を入れたところ、高さがキツキツでネジ位置が合わなく、一度はずしてMBから先に止めて電源を設置することになりました。 これはMBだけの入れ替えといった場合、少し骨が折れそうですね。
それと公称165mmとなっているCPUファンの搭載条件ですが、サイズの虎徹(H160mm)を入れようとしたところ数ミリほどはみ出してサイドパネルが閉まりませんでした。 一応販売元同じメーカーの商品でこれってどうなんでしょう。 もしかしてマザボの台座のビスを除ければギリギリ収まるのでしょうか? それをやったことがありませんし、CPUファンのバックパネルのメンテを考えた場合得策ではないように思います。
関連してバックパネルですが、、確かにマザーボード裏側にメンテホールが用意されています。 こちらにCooler Masterの風神ワイド(CPUファン)を取り付けたのですが、ナットがメンテホールの端と干渉してしまい、六角レンチ等で締めることが出来ずにペンチで回すはめになりました。 同じように裏側からナット止めするCPUファンには注意が必要かと思います。(ネジ止めなら問題はありません)
収納性(HDD、ATA機器)
★★★★☆
これは昨今の裏面配線のケース同様、MBの向きに対して垂直に差し込むタイプとなってますので、とてもやりやすいです。 Z3PLUSがHDD等を挟み込むパーツを付けてから挿入するのに対して、こちらは収納後横から止め具で固定するタイプです。 こちらの方が楽だと思います。 2.5インチベイが別に用意されているのもポイント高いですね。
拡張性
★★★★☆
5インチベイ3本、3.5インチベイ3本、2.5インチベイ4本、拡張スロット7・・・はミドルタワーケースとしては必要十分にお釣りがくる、、、ぐらいではないでしょうか。
搭載ファン等
★★★☆☆
前面吸気1基、背面排気1基、上部排気1基・・・以上がプレインストールファンになります。 全て12cmで前面と背面の回転と効率は問題ないようですが、上部の排気が見たところ回転がユルユルで排気部に手を当ててもほとんど風を感じられません。LEDを光らせるのがメインの役割なのでしょうか? ちなみに電源から4ピンで接続しています。
サイドに2つ、フロントにひとつファンを拡張できますが、いずれも12cm限定のようですね。
フロントパネル
★★★☆☆
前面USB3.0×2、マイク、ヘッドフォン用途になるであろうオーディオジャック×2、フツーです。ただ上の方にあるので床置きレイアウトで考えられているかと思います。
オーバーロール(総評)
★★★☆☆
アマゾンじゃなくて某オクで安めで買いましたが、現状の市価5000円強はちょっと高いんじゃないかと思います。 4000円弱のZ3PLUSに対する優位性はあまり感じられませんでした。 (あちらは簡易ファンコントロールも付いているので。。。)
あえて言えば2.5インチ専用ベイの数ぐらいが優位でしょうか。
個性的なデザインにビビッときたらオススメします。
ブランド | サイズ |
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梱包サイズ | 52 x 50 x 23 cm; 4.67 kg |
商品の重量 | 4.68 Kilograms |