ガーネット 1月 《 熱愛・友愛・真実 》
鮮やかで美しいガーネットは、身につけると幸運をまねくといわれています。
また、ヨーロッパでは病気を癒す不思議なパワーがあると考えられていました。
アメジスト 2月 《 誠実 》
紫色のアメジストは、昔から装身具に用いられています。紫色が濃いものほど貴重です。
身につけていると悪酔いしないとされ、また、身を守るという幸運の守護石とされています。
アクアマリン 3月 《 聡明・勇敢 》
その美しい青さから、ラテン語の水を示す「アクア」と、海の「マリン」に由来し、濃い色ほど評価されています。
この石を身につけていると先見性が生まれるだけでなく、幸福と若さを保つとされています。
ダイヤモンド 4月 《 清浄無垢 》
その美しい輝きから、身に付けているだけで幸運を招くとされています。古来より、強い魔よけの力があり運を好転させるとされています。
婚約指輪にダイヤモンドが定着したのも、美しい輝きのほかに、その象徴する意味があるとされています。
エメラルド 5月 《 幸運・幸福 》
美しく気品に満ちたエメラルドは、身に付けていると幸運を招くとされています。
古代ローマ人は、眺める事で心や眼を休めていたそうです。青緑色が深く、輝きの強いものほど貴重とされています。
パール / ムーンストーン 6月 《 健康・長寿・富 》
真珠は、その清らかで気品にあふれた姿から古代より多くの人に愛され、我が国でも古事記・日本書紀に散見され、冠婚の儀式に用いられています。
現在は養殖されたものが多いですが、美しい色をした真円のものほど良質とされています。
ルビー 7月 《 熱情・仁愛・威厳 》
燃える炎のような真紅のルビーは宝石の女王と呼ばれ、情熱や深い愛情の象徴とされていました。
英国での国王の戴冠式にも使用される等、多くの王が護身符として身に付けていました。
「ピジョン・ブラッド」と呼ばれる真紅のものが最高とされています。
ペリドット 8月 《 幸福・和合 》
語源は、その深い緑色の美しい輝きをはなつ結晶体を意味するギリシャ語から派生しています。
中世に遠征から帰った十字軍によってヨーロッパにもたらされ、教会儀式用に使われていました。
紅海上のセント・ジョン島では3500年にわたって採掘が続けられている等、大変歴史のある宝石です。
サファイア 9月 《 慈愛・誠実 》
神秘的な青い色は古くから神聖視され、神の恵みが得られると信じられていました。
濃い青色の輝きのあるものは「ロイヤル・ブルー」と呼ばれます。
ルビーと同じコランダムグループに属し、赤いルビー以外をサファイアといいます。ピンク・サファイアも希少価値があります。
オパール / トリマリン 10月 《 歓喜・幸福 》
やわらかい優雅な光沢をはなつオパールは、美しい虹色の煌きを放ち、古代ローマ時代には幸福を招く宝石として信じられていました。
乳白色のホワイト、色の濃いブラック、そしてメキシコで産出されるメキシコ・オパールがあります。
神秘的な虹色の遊色効果のあるものほど価値があります。
トパーズ / シトリン 11月 《 友愛・希望・潔白 》
多くの神秘的な伝説包まれた、黄色の宝石の代表格。
幸福を象徴するトパーズを身に付けていると、悲しみを和らげて名誉や富をもたらすと信じられていました。
ピンクやブルーのトパーズも美しい輝きをはなちます。誤解されやすいシトリン・トパーズ(黄水晶)とは全く種類が異なります。
トルコ石 / タンザナイト 12月 《 成功 》
鮮やかな青色もったトルコ石は、もっとも古くから用いられた宝石のひとつ。
語源は「トルコの石」という意味のフランス語に由来しますが、産地はトルコではなく、トルコ商人によってヨーロッパに運ばれたことでそう呼ばれました。繁栄を象徴するトルコ石は、災難から身を守ってくれる護身石として信じられていました。