現在は、NX1aに製品が切り替えになっているようですので、aタイプについてレビューします。
【レビュー:ノイズ耐性】
まず、皆さんがレビューされているノイズについてですが。
当方の環境では確認できませんでした。(スマートフォンは保有していないので、その代わりに・・・)
ipodtouch6のwifi+bluetoothをONにした状態で、ipodtouch6本体に重ねてもノイズは発生しません。
通話中のガラケーに重ねてもノイズは発生しません。
充電中でもノイズは発生しません。そのため、充電しながら音楽を楽しむことが出来ます。
もしかすると、NX1aでは何らかのノイズ対策が施されているのかもしれません。
続いて、ホワイトノイズですが、
無音時にはわずかに聞こえます。これは、DAP直挿しよりもやや大きめです。
もちろん、音楽再生してしまえば全く気になりませんが、
静かな場所でボリュームを絞っての使用や、曲間や、楽曲の静かな部分では気になる方もいるかもしれません。
【レビュー:音質】
さて、本題のNX1a音質確認です。
WalkmanS(dock接続)とipodtouch6(イヤフォン端子接続)では、音質改善に大きな差が生じます。
特にWalkmanSとdock接続した場合には、音質向上が顕著に感じられます。
低音が強くなり引き締まります。高音も伸び、全体的に音場が広がった感じを受けます。
逆に、キンキンした感じは丸められて、耳が疲れない聞きやすい音に変化します。
ipodtouch6では大きな差は感じませんでしたので、Walkman(dock接続)専用にしました。
Gainの切り替えは、単純に音量だけ変化するようです。
(GainをHにするとホワイトノイズも大きくなります)
※DAPとNX1aの接続にはAmazonで見つけた以下のケーブルを使用しました。
・Walkman dock専用ケーブル:Fiio L25
・汎用3.5mm-3.5mmケーブル :FiiO L16
また、イヤフォンにはMDR-XB70(SONY)を使用しています。
【レビュー:操作性】
操作性の最大のポイントは「ダイヤル式のボリューム調整」が可能な点でしょう。
デジタル式の電子ボリュームでは微調整ができないことが多々あるので、やっぱり非常に便利ですね。
ダイヤルの重さも適度で回しやすいです。ポケットに入れて持ち歩くことを考えるともう少し重くてもいいかもしれません。
ダイヤルのポイント(基準点)マーカーが印刷されていないので、出力調整がわかりにくいです。
私は、ポイントラインの溝にホワイト修正液を流し込んでラインを白く見やすくしました。
パワーオンでスイッチ下側に青色LEDが小さく光るので、室内では状態がひと目でわかります。
充電端子の横に充電中に赤く光る小さなLEDがあり、充電が完了すると消灯します。
外装は金属製マット塗装で指紋がつきにくく高級感があると同時に、
側面がラウンド形状になっていて、とても持ちやすくなっています。大きさはWalkmanSとほとんど同じ手のひらサイズです。
【まとめ】
初めてのヘッドフォンアンプですが、この価格ではっきりと違いの分かる音質改善ができたので満足しています。パワーも余裕があります。
ただし、Walkman dock専用ケーブルに気づかなかったらお蔵入りしていましたので、たかがケーブル1本恐るべしです。
そもそもこの価格ですから、深夜の静かな室内でじっくり聴くという使い方には向いていません。
気軽に、いつもの音楽をちょっとグレードアップして楽しむというカジュアルな使い方が適していると思います。
驚異的なバッテリの持ち、持ちやすい形状と大きさ、適度な重さ、有り余るパワーを考えると持ち歩きに最適です。
Walkman(dock接続)専用として、外出時にはWalkmmanSとつないだまま胸ポケットに入れて持ち歩いています。
発送はAmazonからだったので梱包は問題ありませんでしたが、個装の箱がボロボロだったのは皆さんがレビューされている通りです。
商品自体はとてもしっかりしています。
電池 | 1 リチウムイオン 電池(付属) |
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商品モデル番号 | NX4 |
メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
出力ワット数 | 80 |