HELLYERS ROAD 社は歴史が浅く、まだ小規模な生産者の一つですが、世界的なコンテストに参加し他の生産者よりも多くの経験値を積んできました。小規模だからこそ努力を重ね、商品の改善・工夫に全力を傾注できると自負しています。
そんなHELLYERS ROAD 社は21ヶ国に輸出をしており、パリのブラインドテイスティング2013では、「PINOT NOIR FINISH」でベスト・ニューワールド・ウィスキー賞を受賞しています。
ヘリヤーズ・ロード社は1999年1月29日にスピリッツを作る大規模な蒸留所として設立され、2006年に初めて商品をリリースしました。タスマニアの北西、ブルーニの町はずれの元々は農場であった場所の一角に位置しており、タスマニアにおいては、大規模な蒸留所の1つとして知られています。
ヘリヤーズ・ロードは1990年代初期頃、ベッタ・ミルク社によってシングルモルト・ウィスキーを製乳工場に隣接した場所で製造することを認められました。
この決定事項の背景には、タスマニア産商品が世界クラスにまで上りつめ、世界から注目される存在になったことが大きいと言えるでしょう。
ヘリヤーズ・ロードの蒸留所は、オーストラリア南部にあるタスマニアという名の孤島に位置しています。
オーストラリアとタスマニア島との間の荒れ狂う波が特徴の「バス海峡」と美しい「クレイドル山」の間に挟まれており、グリーン一色の農場、そしてブルーニ・ベイスド・ビジターセンターから広がる山の景色が広がっています。
毎年、ブルーニ・ベイスド・ビジターセンターにはコーヒーの注文、ツアーガイド、セラー、ギフトショップ、そしてウィスキーの試飲コーナー目当てに、約4万人以上の人々が訪れています。
タスマニアが生み出した世界で最も綺麗な飲み水、四方八方に吹き荒れる汚染のない風、この条件がプレミアムなシングルモルト・ウィスキー造りに適しているという判断の下、ウィスキー造りを許可されています。
18年に渡る努力の末、タスマニア産のシングルモルトは国内および海外を問わず、世界中で認知されるようになりました。
ウイスキー造りに使用するピートはスコットランドにあるインヴァネスから輸入しています。
まだタスマニアでは、ピート造りに着手しておらず、ピートで有名なスコットランドにあるインヴァネスから輸入した方が効率的だと判断し、輸入しています。
タスマニアの美しい大地によって生み出されたピュアウィスキー…ヘリヤーズ・ロード。
ピュアな水・空気・風の3つから作られ、冷涼で湿潤な気候と清流に囲まれた豊かな自然が生きずく大地で育まれた贅沢なウィスキーです。
